夜勤専従看護師になるために

夜勤専従看護師になるためには?

夜勤専従看護師になるためにはまずは看護師の免許が必要です。

 

厚生労働省の発行する正看護師免許の保有が必須です。または都道府県知事の発行する准看護師免許を持っていることが条件となります。
(准看護師免許で募集している施設も中にはありますが、正看護師の募集が圧倒的に多いです。)

 

基本的に夜勤専従看護師になるためには何年か交代制の病棟業務を経験することが必須です。夜勤専従看護師に教育体制を整えている病院は少ないので、まず新卒からそのままなるのは難しいでしょう。

 

また夜勤は基本的に病棟業務や施設の夜勤業務になるため、外来やクリニックなどしか経験したことない人も難しいと思います。夜勤業務で必要な、点滴管理、内服管理、吸引、体位変換、おむつ交換、採血、食事介助、経管栄養、ドレーンやチューブ類の管理などの基礎看護技術は少なくとも習得しておく必要があります。

 

施設によっては人工呼吸器管理や輸血、ルート確保、胸腔ドレーンの陰圧管理、ICUにおいてはPCPSやIABP、テンポラリーペースメーカー、心電図モニター管理等高度な看護技術が求められる場所もあります。

 

夜勤専従看護師は新卒の日勤看護師のように、勤務時間帯にゆっくり指導する時間を設けていないので、少なくとも1年以上〜数年看護師として病棟での夜勤勤務を経験した後に、夜勤専従へ転向するパターンが一般的だと思います。転向する方法としては以下のいくつかの方法があります。

正職員のまま夜勤専従看護師になる方法

 

では、夜勤専従看護師になるための方法を状況に分けて解説していきます。

 

常勤のまま夜勤専従看護師になる

ひとつは現在の常勤先の病院で、正職員の身分のまま日勤は行わず夜勤専従のスタッフとして働く方法。

 

この方法は基本的には上司(師長や看護部長や人事課)との相談になります。正職員のままシフト上だけで夜勤専従に転向できれば、新たな雇用契約の発生もなく再就職や面接の手間もなく夜勤専従看護師になることが出来ます。

 

また、慣れ親しんだ施設なので人間関係を一からスタートする必要もなく、雇用年数期間も継続のままなので退職金の受け取り額も増えるため、現在勤務中の施設に特に不満がなく勤務形態だけ変更したい人にとっては一番好ましい方法かと思います。

 

しかし、常勤は委員会や病棟会、医療安全やラダー、研修など雑務も多いため、常勤のまま夜勤専従として働くことは休みの日に会議に出てきたり、夜勤明けで委員会活動をしたり、もしくは委員会業務や教育など一切の雑務を免除してもらうなど弊害も多く出てくるため、特に職場と上司の理解が必要です。

 

交代勤務のまま夜勤専従として働く月を増やしてもらう

交代勤務のある病院は夜勤の72時間ルール遵守のため、常勤看護師の中から毎月1〜2人ほどシフト上夜勤専従を設けているところもあります。

 

そのような施設では常勤のまま夜勤専従として働く月を可能な限り増やしてもらうというのも一つの手です。勤務表を作る職場の上司との相談になるとは思いますが、何か月か夜勤専従の月を連続してシフトに組んでもらう等といった方法もあるでしょう。

 

夜勤回数の多い部署への移動

または専従ではありませんが、夜勤回数の多い部署に異動するという方法もあります。夜勤の72時間ルールは病院の一般病棟に適用され、集中治療室や介護施設、緩和ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟など適用外の病棟もあります。

 

診療報酬の特定集中治療室管理料の問題でICUや救命救急病棟などは夜勤も2:1の看護配置となっていて、ICU勤務の看護師は、一般病棟勤務の看護師より夜勤回数が多い傾向にあります。(一般病棟が平均4−5回の夜勤回数なら、ICUは5−6回が平均。多いときは7−8回もあり。)

 

転職するほどではないけれど夜勤専従に興味があれば、異動を考えてみるのもいいでしょう。また介護施設などに勤務されている方やこれから検討されている方は、夜勤に上限がないので夜勤専従として働けるがどうか打診してみることも手かと思います。

非常勤で夜勤専従看護師になる方法

もうひとつの方法は非常勤の夜勤専従看護師として就職する。または勤務先で常勤から非常勤へ身分変更するというパターンです。現在ほとんどの夜勤専従看護師は主にこちらの雇用形態で働いていると思います。

 

病院にもよるとは思いますが、一般的に非常勤の方がシフトの希望も通りやすいため自分でスケジュールを管理がしやすいです。非常勤看護師として就職する方法としては、看護師求人サイトを通して募集をさがして面接したり、それぞれの病院の求人サイトを見て募集を自分で探したりする方法があります。

 

また病院によっては紹介で就職したりできる場所もあるので、気になる条件の場所はチェックしておくといいでしょう。非常勤看護師は一般的に常勤よりもシフトの融通がきき、会議や研修等雑務が少ないのがメリットです。

 

また、ダブルワークが出来たり自分で働く量を調整できるのも非常勤の夜勤専従看護師の大きなメリットの一つだと思います。通年で募集している施設もあるので、すぐに就職したい場合などは常勤よりも比較的簡単に就職できるでしょう。

 

⇒夜勤専従看護師への転職 〜業務内容は?給料は高い?正社員も可能?〜

このエントリーをはてなブックマークに追加  

 
TOP