夜勤専従看護師の給料

夜勤専従看護師の給料体系(有給はあるのか?)

常勤である場合と非常勤である場合とで、給料体系が異なります。

 

ここでは常勤、非常勤それぞれ分けて説明していきます。

 

常勤の場合

基本給+諸手当に月の夜勤回数分の夜勤手当が加算された分が月給となります。

 

夜勤手当も施設によりまちまちですが、16時間の2交代勤務の場合で平均1夜勤1万円前後の夜勤手当がつきます。

 

12時間交代の2交代制を取り入れている施設ではまた手当ての基準が異なってくると思います。

 

3交代勤務の場合準夜勤4000円、深夜金5000円程度の手当てがつきます。

 

一般病棟で勤務する場合、72時間ルールにあてはめると1か月あたりの夜勤は一人あたり平均4,5回となります。

 

回数によって多少前後しますが、基本給+諸手当の中で夜勤手当として4,5万加算されることになります。日勤のみの外来看護師や病棟看護師と比べて4−5万は月給に多く加算される形です。

 

72時間ルールの適用外であるICUや救命救急センターなどは夜間も2:1や4:1の人員配置を守るため一般病棟の看護師より夜勤回数が多い傾向にあります。平均5、6回で多い人だと7,8回夜勤を行う人もいます。

 

夜勤手当は夜勤の回数が多いほど高くなる傾向にあります。

非常勤の場合

施設によりまちまちではありますが、一般的に東京都内の病院の場合1回の夜勤(準夜、深夜の合わせて16〜17時間勤務の場合)で3〜4万円が相場です。

 

パートなどの非常勤の場合は、時給というよりは単純に実際の夜勤回数×1回あたりの給料と計算されることが多いです。(残業に関しては時給換算で残業手当としてつくことがほとんどです。)

 

有料老人ホーム等の施設の夜勤は病院の夜勤より少し低めで2万円後半から3万円前半くらいでしょう。条件のよい病院などは1夜勤4万5千円という高めに設定されているところもありますが、月に8回以上勤務することが条件など条件設定されているところもあるので注意が必要です。

 

また現在看護師の夜勤時間の見直しにより、変則2交代制の13時間夜勤などを導入している病院も一部あるため、そうした施設はまた金額が異なってくるため確認が必要です。

 

夜勤専従として働くと大体1施設でMAX月平均8〜10回程度の回数の夜勤をシフトに組まれるため、多いところでは月40万以上稼ぐことも可能です。(2016年の診療報酬改定の際に夜勤専従看護師の上限時間の144時間が撤廃されたことで、夜勤専従看護師の夜勤回数の上限がなくなりました。)

有給休暇の取得は可能?

年次有給休暇とは労働基準法で定められた正式な休暇です。雇用から6か月以上継続勤務した人で、全労働日の8割以上出勤した人に与えられるものです。

 

常勤は初年度10日、次年度より年20日の有給休暇を取得できます。(翌年に持ち越しして年MAX40日保有可能)

 

しかし、有給休暇の消化率は病院によってかなりの差があります。また同じ施設内でも勤務表を組む師長や、看護部の体制によってまた変わってくるでしょう。

 

よく聞くのは、常勤の夜勤専従者は月平均9−10回の夜勤を行うため、労働日数としては18−20日です。

 

30日の月としたら、10日は休みになります。大体4週8休+祝日休みの病院では月の休みが平均9日なので、常勤の場合は1〜3日は自動的に有給休暇で消化されていると思います。

 

月に11回以上夜勤に入っている場合は、休みが月8日以下しかないため通常の公休しか取得できていないでしょう。有給休暇は別に取得する必要があります。

 

非常勤の場合は、シフトの希望を出す際に自身で有給休暇取得希望の申請を出す人が多いようです。

 

有給の取得しやすさには職場ごとに差があるとは思いますが、有給休暇はれっきとした労働者の権利のため、申請されたら雇用主側は無下にはできません。

 

非常勤で夜勤専従を行っている人でもしっかり有給消化をできている人もいます。

 

退職時に有給休暇を買い取りしてくれる企業もありますが、病院関係はなかなか買い取りしてくれる施設は少ないと思います。

 

そのため、雇用期間にしっかり消化することが望ましいでしょう。採用時や採用後でも自身の有給休暇の取り扱いについてしっかり確認することが大切だと思います。

 

⇒夜勤専従看護師への転職 〜業務内容は?給料は高い?正社員も可能?〜

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